広汎性発達障害
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torataがモモを通して診断経由を基に参考書などから簡単まとめたものです
間違っていたり適切でない表現をしていたらすみません。
モモをベースにしてますのでモモヴァージョンのPDDと思ってください
絶対に転用などはご遠慮ください。
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■広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorder)
PDDとはWHOで定められた正式診断名として採用されたものです。
DSMーW(アメリカ精神医学会の診断統計マニュアル) PDDには5つの診断に分類されています
| 自閉性障害(Autistic Disorder) レット症候群(Rett Disorder) 小児崩壊性障害(Childhood Disintegrative Disorder) アスペルガー症候群(Asperger's Disorder) 特定不能の広汎性発達障害((Pervasive Developmental Disorder Not Otherwise Specified, PDD-NOS)、非定型自閉症を含む) |
ICD−10 広汎性発達障害 PDDには8つの診断に分類されています
| 小児自閉症(自閉症) 非定型自閉症 レット症候群 他の小児崩壊性障害 精神延滞および常同行動に関連した過動性障害 アスペルガー症候群 その他の広汎性発達障害 特定不能の広汎性発達障害 |
上記の発達障害を総称したもの
▼レット症候群
女の子のみに起こる進行形の神経疾患。知的・言語・運動面の遅れ。常に手をもむような動作、手を叩いたり、手を口に入れたりなどの動作を繰り返すことが特徴としています。
▼小児崩壊性障害
2歳まで成長発達であったのが、ある時期から、いちど獲得した技能・スキルを喪失、自閉症に似た行動特徴を併せ持つ。
▼非定型自閉症(特定不能の広汎性発達障害)
カナーが最初に報告した自閉症ほど典型的ではなく、自閉症の3組の特徴が存在するが、広汎性発達障害の他の診断に当てはまらない場合に使用します。ほぼ自閉症と同様の経過が予想され、対応は自閉症と同じと考えてよい。症状が非定型で、たとえば発症が遅い、症状が軽すぎる場合につけられる診断名。PDD-NOSは、自閉的だが自閉症と診断するにいたらない、限りなく自閉症に近い広汎性発達障害と理解が必要です。
200人に1人が特定不能の広汎性発達障害と言われています
▼アスペルガー症候群
IQが70以上(ボーダー以上)のもしくは軽度知的障害を伴う高機能自閉症及び自閉症とその周辺の障害
▼自閉症(自閉性障害・小児自閉症)
自閉症は先天性の脳障害です。自閉症と言う言葉から連想されるような『自ら心を閉ざしている病気』や『自分の殻に閉じこもっている子供』ではありません。よく間違われるていますが引きこもりとも違います。
自閉症は3つ組みの障害とも言われています(下記の診断基準を参照)
人と関わりがもてない、視線が合わない、喜びなどを共有できない(対人関係の障害)話し言葉だけでなく、身振り手振り等でも意思が伝わらない、オウム返し、まねっこやごっこ遊びができない(意思伝達障害)興味が極端にかたよっている、こだわりがつよいのが特徴になります
専門的用語で『先天的な中枢神経系の機能異常に基づく、認知、言語面の障害』。見る・嗅ぐ・聴く・触るといった刺激に対して知覚を理解することの障害、周囲に対する出来事に対して処理ができない認知の障害。
物事を正しく理解しえいるが極端に用心深く、自ら心を閉ざしているというアウトプットの障害と間違われやすいですが、反対に知覚や認知で入ってくる情報の処理に故障がある、インプットの障害です。
※現在は自閉症(torata的には自閉症圏で同じだと思ってます)は100人に3〜5人と言われています。ただしASやPDD-NOS等も含まれた人数です。
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図3![]() |
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※補足
自閉症スペクトラムとWHO(世界保健機関)"図@参照"で正式診断名として採用されている広汎性発達障害では微妙に異なります。基本の自閉症とその周辺の障害と言う考えは同じですが、広汎性発達障害では、その中に含まれるそれぞれの障害は症状と経過ではハッキリと区分されており、虹のように連続的(スペクトラム=虹の帯"図A参照")に移り変わったり、1つの診断名から別の診断名(例えば自閉症からアスペルガー症候群へ)に変わったりすることはない明確にわかれている非連続的なグループという点です。ただし広汎性発達障害の診断名の妥当性については、まだまだ検討の余地があると考えられているようです。
図3は高機能自閉症スペクトラムのウィング氏の考え方です。
■自閉症の診断基準(自閉症の3つ組みの障害)
1.全体的な精神発達に相応しない社会的相互関係の発達障害
・他人への関心が乏しい
・視線が合わない(アイコンタクトができない)
・相手とのやり取りが一方的
2.言語を含むコミュニケーション能力の質的異常
・指差し、ジェスチャー、喃語などの発達の遅れ
・話し言葉の発達の障害(2語文に繋がらない)・エコラリア期間が長い
・言葉の質的異常(知的の遅れだけでは説明の出来ない言葉のやりとりのちぐはぐが見られる)
3.イマジネーションの障害(興味関心の限定やこだわり)
・ 執着的行動をとる
においを嗅ぐ、感触を楽しむ、回転運動を好む、特定の物を持つことを執着する
習慣などの些細な変化に対しての抵抗、発展性の乏しい遊びの反復
・パターン的な行動が多く、相手に合わせたストーリー的遊びが出来ない
横目を使ってみる・手をヒラヒラさせる・グルグル回る
※上記全ての項目を3歳以前から存在する
▼自閉症にみられる知覚の障害
1.知覚過敏
・特定の感覚を忌避
・感覚による選別と峻別
・特定の感覚に没入
2.形の認知が意味の認知に優先
・意味の操作の困難を暗記力で代用(標識などを憶えるのが得意です)
・おもちゃ遊びの困難
3.パターン認知
・単純な配列(ミニカーを横一列に並べるとか)、憶えた順序に固執(散歩の道順など)
4.文脈理解の障害
・ヒントの活用の困難
▼言葉について
自閉症のこどもは言葉の遅れが特徴になります。お話が出来ても即答エコラリア(オウム返し)や遅延エコラリアだったりします。お話が出来ないのではなく、知覚の情報処理に異常がある為に、言葉を理解できないためです。
例えるならわたし達が母国語以外の国に旅行した時に母国語以外の自分がまったく理解していない言語で話しかけれられるような、何を話しているのが判らない状態と同じような感覚です。
■治療の目的
自閉症は一生のハンディです。治るという事はありません。自閉症の療育の目的は言語スキル(技能)や集団スキルを身につけ『これから先の日常生活、社会生活をスムーズに送れるようにすること』です。普通の子には教えなくても1人で学んでいきますが、自閉症児にはそれができません。教えようとしても入っていきません。情報の入りにくさがあります。そのため自閉症児には情報に手を加え、入りやすい形にして入れていく必要があります。
■自閉症の分類
1.高機能自閉症
・IQ70以上(ボーダー以上)軽度精神発達遅滞も含まれます。
・普通教育可能なレベルの学力
2.中機能自閉症
・中度精神発達遅滞を伴う
・単語と簡単なやり取りの言語
相手の言葉は日常生活に差し支えない程度に理解するが、
本人からの発言には一方的なことが多く、会話が成り立たない
・社会的に認知の障害
対人関係は一方的、集団行動の意識が低く自分の判断での行動が多い
3.低機能自閉症
・重度精神発達遅滞を伴う
・言語交流の不能
言語をほとんど理解せず、自他の意思の交流が困難
・低水準の社会生活機能
状況にあわせて行動することができず、集団からはずれていることが多い
※高機能・中機能・低機能とは知的水準のレベルを表したものです。
高機能自閉症でも自閉症の3つ組み症状がとても強い人もいます。
高機能自閉症とアスペルガー症候群の違いは3つ組みの表れ方と言われています
反対に低機能自閉症でも3つ組みの症状が強い人弱い人それぞれいます
100人のPDDがいれば100通りの症状があるとても難しい障害だということです。
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自閉症を果汁濃度で表現してみました。果汁濃度を自閉症と言う言葉に変えてみると・・・ 似ていると思いません? |
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| 果汁濃度 色 | |||||||||||
| 果汁濃度 % | 99% | 95% | 90% | 80% | 65% | 50% | 35% | 20% | 10% | 5% | 1% |
| = 自閉症の強さ |
カナー症候群が強い | アスペルガー症候群に近い | |||||||||
| 最高機能 | 知的障害が無いが%が高いほど重度自閉症 | 知的障害がないアスペルガー症候群 | |||||||||
| 高機能 | 知的障害が軽くても%が高いほど重度自閉症 | 知的障害が軽く自閉症周囲の自閉症候群 | |||||||||
| 中機能 | 中度知的しょうがでも%が高いほど重度自閉症 | 中度知的障害で自閉症周囲の自閉症候群 | |||||||||
| 低機能 | 重度・最重度知的障害で%が高いほど重度自閉症 | 重度・最重度知的障害で 自閉症の周囲の自閉症候群 |
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※多様な自閉症そ周辺の障害は知的障害と切っても切り離せません。
H17.1.31放送『我が子は自閉症』の報道の中でとても判り易い図の説明がありtorata風に作ってみました
参考になればと・・・
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例)知的障害とPDDは何通りもあります。 2つの障害の組み合わせより 100人のPDDが居れば100通りあります。 人それぞれ・・・個性と一緒じゃないかなって私は思います。 |
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| 軽度 重度 |
![]() PDD障害面 |
軽度 重度 |
![]() 知的障害面 |
| ■モモのPDDと知的障害のバランスの状態は 知的障害が重く、PDD・自閉症の3組の障害は軽いと言われています。 |
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